うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)

2021年9月4日 伽藍堂レコード
絶対無シングル

絶対無シングル - うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)
絶対無シングル - うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)

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古江(絶対無コンポーザ/ギタリスト)の一言
古江(絶対無コンポーザ/ギタリスト)の一言

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絶対無シングル - うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)
絶対無シングル - うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)

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2021年9月4日

先のリリース「ムーラン・ルージュ~ロートレックの影」に続き、絶対無がニューシングル「うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)」をリリースした。

これは1989年に発表された絶対無ファーストアルバムのタイトル同名曲をリメイクしたものであり、絶対無の古江が中学生の孫娘をもつ「爺様」になり、約40年前の「婆様」の想いに深くなびいたのが動機

古江(絶対無のコンポーザ/ギタリスト);

1980年代、僕がまだ20代前半、大学時代の夏休みに帰省したときのこと。

家族で祖父のお墓参りにいく途中の車の中、山腹にある祖父の墓を遠くに眺めながら、祖母がボソッと呟いた。


「なんで人間は毎日、毎日・・・ご飯食べて、寝て・・・同じことの繰り返しやねぇ~」

 

その一言で僕は、見てはいけない世の中の裏側を見てしまったような衝撃を受けてしまい、身体じゅうの力が一気に抜け、しばらく何もやる気が起らなかった。若い衆の発言ならともかく、77歳の老婆の放った言葉は当時の自分の魂で支えるには重すぎ・・・僕は抜け殻になってしまった。

 

そのことを曲に仕上げないと、もう立ち上がれないなと・・・カタルシス!

 

1989年にリリースしたLP「うちの婆様が言うには」には、当時のそういう心境が、自分なりにストレートに出てしまった。世の中がバブル景気に浮かれるなか、僕は真反対の方向に堕ちていった。

あれから約40年、今度は自分が中学生の孫をもつ「爺様」になった今、ふと我に返ると、あの時の祖母の言葉が心に深く染み入り、その魂で曲をリメイクしてみたいなと・・・


ここに、「うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)」をリリースいたします。

​Produced, arranged and engineered by Hisashi Furue

Mixed and mastered by Hisashi Furue at Atelier508 in Tokyo

​Recorded in Tokyo, JAPAN. Sept. 2021

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絶対無

古江 尚 - 作詞、作曲、ボーカル、コーラス、アコースティック・ギター、

ベース、ピアノ、キーボード、ドラム、パーカッション、その他

うちの婆様が言うには(2021年、我爺様も想ふ)

うちの婆様が言うには

「いつの間にか七十七」
「なんでいつも
同じことをやってるのでしょう? 虚しいだけの長い人生、退屈だらけ」

 

うちの婆様が言うには
「歳は数えで七十七」
「何もしないうちに歳をとってしまった。若い時分思い出しては侘びしいばかり」

年老いた婆様が生きてきた長い月日は
顔に皺を刻むばかり、腰骨は曲がるばかり

生きてみたいもう一度、
生きてみたい自分のために
何一つとらわれず生きる

 

年老いた婆様に残された大きな夢は
自分の墓を建てること、立派な墓に眠るだけ
生きてみたいもう一度、生きてみたい自分のために

誰にもとらわれず生きる

 

諸行無常? 盛者必衰?
そう、徒然なるままに・・・

 

うちの婆様が言うには
「いつの間にか七十七」
「なんでいつも同じことをやってるのでしょう? 虚しいだけの長い人生、退屈だらけ」

 

当たり前のような毎日、時間はやけに人懐こい

やがて衰える

(C)2021 Garando Records. Tokyo, JAPAN

​(P)2021 The Copyright in This Sound Recording is Owned by Garando RecordsTokyo, JAPAN

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